CATEGORY

宇治拾遺物語

【宇治拾遺物語】_花より_「田舎の児、桜の散るを見て泣く事」

宇治拾遺物語一巻十三話「田舎の児、桜の散るを見て泣く事」のご紹介‼︎ 散るぬるよりも 今は昔。比叡山延暦寺に田舎から小僧っ子がやって来て、修行をしておりました。 ある日、小僧っ子は桜の散る様を見てさめざめと泣いていました。これを見た僧は「これこれ、泣くでない。良いか、桜は散るからこそ美しく、散るからこそ、また芽吹くことができるのじゃ。何も惜しむ事やない」と言って慰めてやりました。 すると、小僧っ子 […]

【宇治拾遺物語】盗み食いをした僧侶【79話】

宇治拾遺物語巻5 79話「ある僧人の許にて氷魚盗み食ひたる事」をご紹介! これは 昔、かなりむかーしのお話。 僧侶が人の家に呼ばれました。 「どれ、一杯」と、酒を勧めても僧侶は「修行の身」と言って、断りました。そこに“珍しい氷魚”が届いたので僧侶に勧めてみるとこれも断りました。 「あっ、ちょっと便所に行ってくる」と、家の者が一旦外に出て、帰ってくるとビックリ。 「氷魚が減っていた」 家の者は不思議 […]

【宇治拾遺物語】これは萎える( ̄▽ ̄;) 「物いふ女放屁の事」

宇治拾遺物語「物いふ女放屁の事」のご紹介! 宇治拾遺物語 34話 かぐわしいにおひ 今は昔、藤大納言忠家というお偉いさんがまだ仕事をバリバリしていた時に、美しい女房がいました。 月が照らす夜、忠家はいつものようにお楽しみと行こうと思って、女房の肩を寄せましたが、釣れないご様子。 「どうしたのだ」 「…今は恥ずかしゅうございます」 「よいではないか、よいではないか」と、言って女房を弄りま […]

【宇治拾遺物語】_信じるものは救われる_「唐に卒塔婆血が付く事」

「唐に卒塔婆血が付く事」のご紹介! 宇治拾遺物語30話 信じるものは救われる 昔、唐土にとても高い山がありました。その山の頂に大きな卒塔婆が立っていました。この山を雨の日も雪の日も欠かさずに、毎日登っていたお婆さんがいました。 「婆さん、なぜ登っているのだい」と、村人が尋ねると「私の御先祖様からの言い伝えなんだけど、この山の頂にある卒塔婆に血が付くと、山が崩れて海になってしまうの。それが怖くて毎日 […]