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文学

【グリム童話】「名付け親さん」

グリム童話「名付け親さん」のご紹介! あらすじ 貧しい男には沢山の子供がいて、名付け親に困っていました(どんな悩み?!)。 どうしようもないので、取り敢えず寝てみることに。 すると、夢でお告げがありました。「門の外に出会った人に名前をつけてもらいなさい」成程、天啓ならしょうがない。男は見知らぬ人に名付け親になってもらいました。 その人は「水が入ったコップ」を手渡し、「頭の王に死神が立っている病人な […]

【グリム童話】コルベスさま

グリム童話「コルベスさま」のご紹介! あらすじ 昔、おんどりとめんどりがネズミに車輪をひかせて、一緒に旅に出ました。 ここで猫と出会います。 「どこに行くのだい?」 「コルベスさまのところだよ」 「お供させて」 「いいともッ」 こうして、猫と一緒に行くことに。 この後もぞろぞろとやってきて、「いしうす、卵、アヒル、留針」が仲間入り(明らかに動物じゃない奴が紛れているんですが…😅)‼︎ […]

【荘子】_真の儒者は一人しかいなかった_「魯の哀公との対話」

荘子の面白い話!「魯の哀公との対話」のご紹介! 荘子:田子方篇第五章 出典 真の儒者は一人しかいない 荘子は魯の哀公に謁見しました。魯の哀公は言いました。「我が国を見てみなさい。年長者を敬い、親孝行をして、主君に忠義を尽くす。我が国の儒者はまるで“孔子”のようだ。それに比べて荘センセイの教えを学んだ者は少ないように思える」 荘子はそれを聞いて、苦笑いをして言いました、 「哀公よ、魯の国に儒者などい […]

【日本霊異記】天女の像に恋した男【上級者】

日本霊異記中巻第十三「天女の像に恋😍した男」を綴っていきます。 愛欲を生じて 吉祥天女の像に恋い 和泉の山寺に、それはそれは美しい吉祥天女がありました。この山寺に信濃国からやって来て、住み着いた修行者が一人。 先ず、吉祥天女の像を見るや否や一目惚れ。「いい女😍」欲まみれでした。 この天女の事を思うと、夜も眠れません。修行をしては、「天女様をください」と願う始末。求める者は与えられる。願いは叶った。 […]

【宇治拾遺物語】_花より_「田舎の児、桜の散るを見て泣く事」

宇治拾遺物語一巻十三話「田舎の児、桜の散るを見て泣く事」のご紹介‼︎ 散るぬるよりも 今は昔。比叡山延暦寺に田舎から小僧っ子がやって来て、修行をしておりました。 ある日、小僧っ子は桜の散る様を見てさめざめと泣いていました。これを見た僧は「これこれ、泣くでない。良いか、桜は散るからこそ美しく、散るからこそ、また芽吹くことができるのじゃ。何も惜しむ事やない」と言って慰めてやりました。 すると、小僧っ子 […]

【古典】枕草子と孟嘗君【夜をこめて】

今回は「枕草子」「百人一首」に出てくる「夜をこめて〜」の一節をご紹介。 夜をこめて 夜をこめて鶏の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ 「鶏の声真似で函谷関を開けた孟嘗君の食客と違って、逢坂の関は開きませんよ。 優れた関守がいますから」 「史記」からの引用。わざわざ故事を出して見事に返す、清少納言の深い教養が伺えます。 リンク リンク リンク

【グリム童話】おいしいおかゆ

グリム童話「おいしいおかゆ」のご紹介! あらすじ 昔、ある所に心優しい女の子がお母さんと二人で住んでいました。 家はとても貧乏で食べ物に困りました。お母さんが「森に行って探してきて」と言ったので女の子は森に行きました。 そこで出会ったのが老婆。 「どうして森に来てるのじゃ?」 「お母さんに食べさせる木の実を探しているの!」 「感心感心。良いものをあげよう」 老婆が女の子に手渡したのが小さなお鍋。「 […]

【故事】部下の失態は免じてやれ!「絶纓の会」【楚荘王】

これぞ君主の器!! 故事「絶纓の会」のご紹介! 出典 前漢時代に書かれた説話集「説苑」 許す強さ 楚の荘王が臣下を集めて、武功を労う宴を開いていた時のこと、突然灯りが消えて真っ暗になった。 その時、荘王の寵姫が誰かに着物を引っ張られた。寵姫は直ぐに荘王に報告した。 「誰かが、私の着物を引っ張りました。きっと如何わしい事をしようとしたに違いありません。私はその者の冠の紐を切って、持っています」 そう […]

【日本霊異記】法華経を唱える髑髏のお話

ホラーなお話!日本霊異記下巻第一話、「法華経を唱える髑髏」のご紹介。 髑髏のお経☠️ 昔、称徳天皇の時代。紀伊の国(和歌山)で教えを説いていた、徳の高い僧「永興禅師」の元に一人の僧がやってきました。いつも「法華経」を唱える信心深い僧でした。二人は互いを認め合い、修行に励んでいました。 「禅師よ、此処に来てもう一年も経つ。名残惜しいが、去らせて貰う。世話になったな。 「して、どこにいくのじゃ」 「伊 […]

【グリム童話】_ 逆異類婚姻譚_「貧乏な粉屋の若者と小猫」

グリム童話「貧乏な粉屋の若者と小猫」のご紹介! あらすじ ある粉屋で三人の見習いが働いていました。親方はもう年なので、「一番良い馬を持ってきたら水車小屋を譲る」と言いました。三人は馬を探しに旅に出かけました。 見習いの一人ハンスは二人に「うすのろ」と常にばかにされ、途中で置いて行かれてしまいました。 ハンスはいく当てもなく森を歩いていると、一匹のぶち猫と出会いました。 「私の召使いを七年やってくれ […]