「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
うん______________タイトルがカッコいいよね。
…本題に入ろう、この小説、とても面白い。
人とは何か、アンドロイドに心はあるのか。
考えさせられる小説です。
“本物”とは何か
舞台は、第三次世界大戦後の未来。
主人公「リック・デッカード」はアンドロイドの「処理」を生業とする、バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)
今日も仕事へと向かう、昔飼っていた羊を思い出した、とてもかわいいやつだった。
今飼っている羊は、いわば、紛い物だ。
機械音と決められた“設定”で動く…ただの…。
リックは次は、本物の羊を飼おうと思った。
感情とは
今日の相手は火星から逃げた6人のアンドロイド。賞金は弾む。
アンドロイドの見分け方は、感情テストだ。無論、振り子は動かない筈である。
リックは逃げたアンドロイドの情報を得る為に開発所に向かった。
会ったのは、美しい、女であった。
全く人と見分けがつかない、まるで、感情があるような、そんなアンドロイドであった。
ある、アンドロイドは人の心を打つ歌を歌った。
ある、男は感情がなく、“機械”のような男だった。
リックは心の中で、人とアンドロイドの違いとは、疑問を抱き出していた。
心とは
リックは銃を撃った。
アンドロイドは、機械音と…嗚咽を漏らして、アンドロイドは鉄屑に成り果てた。
今まで歌っていた声ももう聞こえなくなった。
…自分のことを人間だと思っていた。
リックは残りのアンドロイド三体を駆除しに向かった。何処か、心の違和感と戦いながら。
イシドアという男がいた。
アンドロイドより知能が劣る男であるらしい…
酷い言われようだ!
彼は逃れてきた残りのアンドロイド達を保護しようとした。
リックは居場所を突き止め、突入して、撃った。
最後の一人はただ、恋人が死んだことに悲痛な叫び声をあげることしかできなかった。
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人間とアンドロイドは分かり合うことが出来るのか?
アンドロイドに心はあるのか?
深いテーマです。
主人公リックのその後、思った事とは…
それは是非自分の目で確かめてください!