キングダムの中でも、弱小国とされ、
戦国七雄で最も弱い国、それが“韓”でした。
でも、結構優秀な人多いんです!
今回は「韓」の成り立ちと今後を考察していきます!

成り立ち
韓は趙、魏と同じく(三晋)周に認められ、晋から独立します。
韓の国土はかなり狭かった…。
最弱国の粘り
韓が他国より優位に立つことはついにありませんでした。しかし、人材には恵まれました
- 名宰相、申不害
宰相申不害は法を設備して、国勢を安定化。
申不害がいる間は他国は韓に対して、攻め込むことが出来ず、
名宰相申不害は弱小国韓を支え続けた。
だが、これが韓の最盛期であった。
韓非の登場
申不害の死後、韓は再び秦からの侵攻に悩まされます。そんな事態を憂慮した、ある偉大な”思想家“が生まれます。
それが、韓非子こと”韓非“です。
然し、韓非はある病気を持っていました。それが重度の吃音症。
優れた文才と法治主義を持って韓を盛り立てようとした韓非でしたが、母国では疎まれてしまう。(勿体無い…)
そんな中、韓非の著作を読んだ男が一人。男は感激して云いました_____
「この書物の作者に会えるなら、死んでも構わない」
その男とは、秦王、嬴政。
後の「秦の始皇帝」です。
政は使者を遣わし、韓非を迎え入れます。
韓非の法治主義は秦国に用いられ、秦の国はまた、強固な物になります。
やっと、陽の目を見れたと思った矢先、韓非の才を恐れた李斯が讒言。(また、このパターンか!)韓非は牢に入れられ、毒薬が送られます。
今後の韓国
- 韓の大将軍
韓非はこれからキングダムで登場する事でしょう。
キングダムで韓の大将軍と云ったら合従軍にも登場した成恢大将軍。

毒兵器で多いに秦を苦しめた、成恢ですが秦将張唐によって、後ろから切られ、戦死します。
成恢亡き後に大将軍代理として、軍議に参加したのが、張印でした。
- 張良と張印
張良
韓の出身の一番の有名人はやはり、”張良“!
張良の父、張平は相国(総理大臣)を務めました。
同じ、”張姓“という事もあり、張印と張平は何か関係がありそうですね!
- 成恢と張良
あとこれは余談ですが、
成恢は「男も色を覚える美男子」
張良は「婦人好女の如し(美しい女性)」と有る通り、かなりの美形であった事が窺える。
こういった、“美形”要素と現在の大将軍、張印を組み合わせたのが、張良かなと思います。
現在の大将軍、張印は張良の親族かなと推測…(張平の兄弟?)。
最後
以下ネタバレ____________________________________________________________________________________
張平が何とか韓を支えるも、秦の侵攻は抑えきれず、ファルファルおじさんこと、騰によって韓は滅亡します。
戦国七雄で一番最初に滅んだ国でした。