李衛公問対とは
武士たるもの、読まなければいけない書物がある 其れは武経七書!
その武経七書の中から今回紹介するのは…唐王朝最大の名君と言われる李世民と最大の名将と誉れ高い李靖の問答が綴られている
「李衛公問対」
その一部を簡単に綴っていきます。
奇策か正兵か、どっちなんだい!?
李世民は言った「隣国を攻めるにはどうしたら良い?」
李靖は答えた「やっぱり僕は…王道を征く、正兵ですかね」
「何故」
靖答えて曰く、「諸葛孔明をご存じか?」
勿論。
「諸葛孔明は正兵を用い猛獲を7回捕らえました。」
成程。
「主に、前進するのを正、後退するのを奇と言います。
そして、孫子曰く、戦には奇と正から成り立ち、その変化は無限である」
正と奇 使い分けが重要である。
中国史名将ランク付けしたった
李靖が中国史の名将達をランク付けした。
- S
孫武、范蠡、張良
功績を遂げた後、すっぽりと現世への関心を断って身を隠して引いた為。
- A
楽毅、管仲、諸葛亮
戦えば必ず勝ち、守れば必ず守りきった為。
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評価は此処までで止まっている、(李靖は曹操を若干控えめに評価している節あり。)
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名君李世民と名将李靖による対話形式の兵法書
読み物としても面白いので是非一読を!
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