みなさん、ボカロ好きですか?
私、大好きです❗️
無機質な機械音の中に、感情が垣間見える、ボカロ良いですよね。
その中でも、特に好きなのが
「骸骨楽団とリリア」
トーマ氏が作詞作曲した、良曲!!
歌詞も含みがあって良いですよね、トーマ氏曰く
「自分なりに裏の意味を持った曲になっております。」
個人的な解釈も込めて歌詞を考察していきます。
元歌詞
まず元歌詞❗️
無口な神様が 音を捨てて傾いた
泣き虫夜空 涙ぐんだ
月夜に聞かせるの 誰も知らない歌
灰色劇場 窓辺のオリオンと
何度だって聞こえる 一人きりの拙い声
錆び付いた楽器が 海原で幻想を奏でてた
夢の中覚えた 音色たちをただ集めて
芽吹くように紡いだ
星巡りの歌が届かない
ほら 歌ってたって 泣いた ひとり
浮かんで舞った音楽祭
君は聞こえる? ロミア ロミア
何年経って逢えた音に
魔法みたいな恋をしたり
気が付かないように
言葉を飲み干した 退屈な国の人が
失くしたモノを探してた
鏡を塞いでた 溶けたアンティークな日々
火星の廃墟 真昼のカシオペア
何度だって聞こえる 忘れていた音の雨に
絵に描いた骸骨は 孤独な想像を埋めるようで
遠くなって溺れて 霞む空は知らないまま
降りそそぐ世界へ連れて行って
ねえ 潤んで咲いた遠い国に
馳せる思い くすんだ瞳
星に願いを ロミア ロミア
門をくぐって霧を抜けて
奪い去ったって会いに行こう
囁きを頼りに
歩く街並み 硝子瓶の冬
何処かの映画のようね
細く長い線路の上でさ
私に色を付けて
触れてすぐ剥がれてしまう
儚く静かな朝に
見つけた音の欠片
ほら 歌ってたって 泣いた ひとり
浮かんで舞った音楽祭
君は聞こえる? ロミア ロミア
何年経って逢えた音に
魔法みたいな恋をしたり
眠るように冷める前に
目を閉じて手をあてて
奥底の鼓動を聞いた
途切れない旋律を
名もなき君へと
解釈、考察
()は個人的な考察です
______________
無口な神様が
(生まれついての障害)
音を捨てて傾いた
(言語障害?)
泣き虫夜空 涙ぐんだ
(なんで私だけ…)
月夜に聞かせるの 誰も知らない歌
(病室だから、聞かせる相手もいない)
灰色劇場
(誰もいない、空想の劇場)
窓辺のオリオンと
(ねえ、せめて、神様、あなたは聞いて)
何度だって聞こえる 一人きりの拙い声
(でも上手く、話すことができない)
錆び付いた楽器が 海原で幻想を奏でてた
(楽しい夢の)
夢の中覚えた 音色たちをただ集めて
(拙い記憶を頼りに)
芽吹くように紡いだ
(さぁ一から作り出そう)
星巡りの歌が届かない
(でも誰にも届けられない)
ほら 歌ってたって 泣いた ひとり
(どうせ私一人)
浮かんで舞った音楽祭
(いくら想像しても現実にはならない)
君は聞こえる?
(ねえあなたは聞いてくれる?)
ロミア ロミア
(理想、夢の中の人物)
何年経って逢えた音に
(出来る事なら、皆の前で歌ってみたい)
魔法みたいな恋をしたり
(私、歌うのが好き)
気が付かないように
(私、気がつかなかった)
言葉を飲み干した 退屈な国の人が
(神様が)
失くしたモノを探してた
(無くしたもの=言葉)
鏡を塞いでた
(醜い自分の姿を見たくはない)
溶けたアンティークな日々
(普通の日常を送りたかった)
火星の廃墟 真昼のカシオペア
(誰もいない廃墟のよう、昼はあんまり好きじゃない)
何度だって聞こえる 忘れていた音の雨に
(頭の中で木霊する、この音)
絵に描いた骸骨は 孤独な想像を埋めるようで
(骸骨たちが自分の歌を聞いてくれる絵を描く)
遠くなって溺れて 霞む空は知らないまま
(でも、こんな世界はない、涙汲んで、空を見つめる)
降りそそぐ世界へ連れて行って
(私もそっちに行ってみたい)
ねえ 潤んで咲いた遠い国に
(きっと天国にいければ、幸せなんだろうな)
馳せる思い くすんだ瞳
(考えれば考えるほど、辛くなってくる)
星に願いを ロミア ロミア
(ねえ、叶えてよ)
門をくぐって霧を抜けて
(私、また夢を見ている)
奪い去ったって会いに行こう
(もう、現実なんて嫌)
囁きを頼りに
(ロミア、あなたなの?)
歩く街並み 硝子瓶の冬
(ここはどこ?見たことない、場所)
何処かの映画のようね
(女の人が歌を歌っている、とても綺麗)
細く長い線路の上でさ
(自分の細い、人生に)
私に色を付けて
(私に貴方のような、声(音)をちょうだい!)
触れてすぐ剥がれてしまう
(夢が覚めてしまえばまた現実に)
儚く静かな朝に
(何も変わらない自分)
見つけた音の欠片
(でも、希望を持とう)
ほら 歌ってたって 泣いた ひとり
(私一人の)
浮かんで舞った音楽祭
(コンサート)
君は聞こえる? ロミア ロミア
(あなたは聞いてくれるわよね)
何年経って逢えた音に
(どこかで聞いたみたいな声)
魔法みたいな恋をしたり
(うっとりする)
眠るように冷める前に
(夢から覚めたくない)
目を閉じて手をあてて
(…でも大丈夫)
奥底の鼓動を聞いた
(あなたは生きているじゃない)
途切れない旋律を
(この音、きっと届けるわ)
名もなき君へと
(未来の自分に)
これは、障害を負った少女が、歌っているのかなーと考察🤔
ロミアとは未来の自分のこと。
あくまで、自分なりの考察なので、主観などを含んでごめんなさい🙇♂️
他にも色んな解釈があって、とても深い曲です!
あなたも是非聞いてみてください❗️